BIEMをご選択いただきありがとうございます。BIEMは、Avara、Verus Audio、そしてSeruniaudioによって開発されたバイノーラル・インイヤー・マイクです。従来のステレオ録音とは異なり、この技術はリスナーを音の中心に置き、リアルで空間的なオーディオ体験を実現します。
ユーザーガイド
用途
BIEMは、フィールド録音、ASMRコンテンツ、VRコンテンツ、ポッドキャスト、Vlogなど、さまざまな用途に適しています。
安全上の注意
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安全で乾燥した場所に保管してください。
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ケーブルにねじれや折れが生じないよう、丁寧に巻いてください。
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対応するTRSジャックを指定された機器の入出力端子に接続してください。
電源供給と互換性
BIEMのマイクを正しく動作させるには、ホストデバイスに搭載された3.5mm TRSステレオマイク入力端子が必要です。この端子は、プラグインパワーを供給する必要があり、一般的にはハンディレコーダーやUSB-Cからステレオマイク入力への変換アダプターなどの機器が対応しています。
対応機器：
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ハンディレコーダー：Zoom H1シリーズ、H4シリーズ、H5（H6およびH8はXYH-6アクセサリーを使用）
Tascam DR-05シリーズ、DR-07シリーズ、Portacapture X6、X8 Sony ICDシリーズ、PCMシリーズ Olympus WS、LS、DMシリーズ* -
USB-Cからステレオマイク入力への変換アダプター：Saramonic SR-C2003
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フィールドレコーダー：Tascam DR-70シリーズ、DR-701D*
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ステレオマイク入力があり、プラグインパワーが有効なDSLRまたはミラーレスカメラ
*) 外部マイク用の3.5mm TRS入力端子でプラグインパワーが有効になっていることをご確認ください。特にTascamやZoomの一部モデルでは、設定メニューから手動で有効にする必要があります。
また、ケーブルを延長する場合、長くなることで信号劣化が生じる可能性があります。TRS（Tip-Ring-Sleeve）ケーブルのみ対応しており、TRRSやTSケーブルは非対応で、正しく動作しない恐れがあります。
接続性
BIEMは、入出力に3.5mm TRSジャックを使用しています。
マイクのピン配置は、Tip＝左チャンネル、Ring＝右チャンネル、Sleeve＝グラウンドです。
IEM出力のピン配置も同様に、Tip＝左チャンネル、Ring＝右チャンネル、Sleeve＝グラウンドとなっています。
スリーブ（グラウンド）
リング（右チャンネル）
チップ（左チャンネル）
チップ（左チャンネル）
リング（右チャンネル）
スリーブ（グラウンド）
技術仕様
インイヤーモニター
設定
周波数
感度
インピーダンス
全高調波歪み
ノイズアイソレーション
シェルタイプ
: デュアルドライバー (1 DD & 1 BA)
: 20 - 20.000 Hz
: 112 dB SPL @1 kHx, 1 mW
: 12 Ohm @1 kHz
: ≤ 0.1 % @ 1kHz, 1mW
: - 25 dB (ユニバーサルフィット)
: シェルタイプ：オープンベントデザイン
IEM周波数特性図
GRAS RA0401カプラー、GRAS 26AC-1、Rohde & Schwarz UPPを使用して測定。
IEC 60318-4およびITU-T勧告P.57（08/96）に準拠。
マイクロフォン
トランスデューサータイプ
感度
指向特性
周波数特性
インピーダンス
位相
最大SPL（最大音圧レベル）
信号対雑音比（S/N比）
電源要件
消費電流
カプセル径
: 超高感度ECM
: -29 dB ± 3 dB at 1 kHz
: Stereo / HRTF
: 20 - 20.000 Hz
: 2.3 kΩ ± 30% (1 kHz時)
: 5° ± 10° (30 Hz時)
: 120 dB
: 75 dB (1 kHz時)
: プラグインパワー 3.3ボルト
: 最大400 µA
: 5.8 mm
マイク周波数特性図
ケーブル
ケーブル名
ケーブルタイプ
導体ゲージ
シールドゲージ
I/Oコネクター
IEMコネクター
ケーブル長
スプリッター
絶縁材の種類
: Magni C4
: 特注OFC銅リッツ同軸構造（4編組
: 28.7 AWG
: 26.1 AWG
: Verus特注 3.5mm デュアル金メッキ真鍮製
: Verus特注IEMコネクター
: 120 cm
: Verus特注Yスプリッター
: 柔軟性絶縁材